気が付くと


近くを見ているのか 遠くを見ているのか


焦点なんか合ってなくて


ぼやけた世界に揺られている



愛想笑いも出来ない時間



ひとりぼっちで


何度も 何度も 君の言葉を反芻し


本意を探って



繋がっているのに


見えない君


何を求めているのかさえ


見えない自分



痛みに気づかない振りをしながら


ただ ただ  今


自分がひとりで歩かなくてはならない道を


手探りで