ひっそりと静かに
そう望むのに

ひとりふたり
次々に踏み入る
やり過ごそうと
良いふりをしていれば
調子に乗って踏み荒らす者ばかり

人恋しさは過去の過ち
ただ時間が怖かっただけ
誰も求めたわけじゃない

勘違いしたまま
支配した気になって
楽しそうね

あまりに目に余るなら
切り裂いてやってもいい
面倒だけれど

冗談で言っているように
消えたって別に構わないわ

私が引き止めるのは
心まで踏み込んだ者だけ

あなたが言うように
可愛らしくも 大人しくもない

ため息交じりの冷たい視線に目もくれず
今日もせっせとうざいおコトバ

いつになったら気付くのかしら
目の前の私は幻想だって